在宅介護から施設での介護へ~介護施設に入居するまでの経緯とは!?

少子高齢化が進んでいる現代の日本では、介護や支援が必要な人が年々増えてきています。

介護が必要になった場合には同居している家族の方が介護にあたることが多いのではないでしょうか。

介護と一言で言っても介護される本人の状態や同居か別居か、親族の誰が介護をするのかなど、家庭の事情によって介護事情が大きく異なってきます。

 

そこで今回は在宅介護から始まり、介護施設に入居するまでの経緯について実際の体験談を交えながら説明していきます。

▼ 介護が必要となる原因とは?

要介護の状態になるきっかけとしては、

 

・脳血管疾患

・心疾患

・高齢による衰弱

・骨折・転倒

・認知症

 

が挙げられます。

 

このように要介護になるきっかけは様々です。

今回は認知症から介護が始まったケースについて紹介していきます。

▼ 初期の介護状況について

認知症の場合、疾患がきっかけの場合とは異なり、いきなり介護が始まるという訳ではありませんでした。

最初は軽い物忘れの症状から始まり、そのうち何度も同じことを聞いたり、同じものを何度も探し回ったりするようになりました。

最初のうちは自分のことは自分でできる状態だったので家族の介護は必要とはしていませんでした。

しかし、何度も同じことを聞かれたり、体験したことを覚えていないといったことが多く見られるようになったことで周囲にいる家族がつい強い口調で叱ってしまったり、嫌な顔をするようになり、ギスギスした空気になることがありました。

▼ 在宅からショートステイへ

認知症が進行するまでは、在宅で家族が面倒を見ていたのですが、認知症が進行してくると今まで自分で出来ていたことが出来なくなってしまいました。

 

そうすると家族への負担も増えて、今までのように日常生活を送ることが困難になってしまうという状況になりました。

 

認知症が進行してきた段階で要介護認定の審査を受け、介護保険サービスを受けることが決まりました。

 

最初はショートステイを利用しました。

週に2日ほど介護施設の方が車で迎えに来て、朝から夕方まで介護施設で過ごすという生活になりました。

 

ショートステイを利用することで本人もリフレッシュできたようで機嫌が良くなりましたし、介護する家族の負担も減ったことでギスギスした雰囲気になることも少なくなりました。

しばらくはショートステイを利用しながら自宅での介護を行っていましたが、認知症がどんどん進行していき、家での生活を送ることが困難になってしまいました。

▼ ショートステイから介護施設へ

認知症が進行し、在宅での介護が難しくなっていたので、介護施設への入居を検討しました。

家族でも話し合いをしましたが、施設に入居することに反対する人はいなかったので受け入れてくれる施設を探すことになりました。

 

最初は中々空きがなかったのですが、運よく施設の空きがあったので、在宅での介護から施設での介護ということになりました。

 

在宅で介護を行っていた時は距離が近いということもあって、家族であってもついイライラして強い口調で叱ってしまったり、介護のことで家庭内の雰囲気が悪くなってしまうということがありました。

 

しかし、介護施設に入居してからは一定の距離を保つことができたので、在宅で介護をしていた時と比べて本人に対して優しく穏やかに接することができましたし、家庭内の雰囲気もギスギスすることは無くなりました。

▼ まとめ

以上が認知症から介護が始まり、介護施設へ入居するまで流れの1つです。

今回は認知症から始まる介護のケースを紹介しましたが、認知症1つ取ってみても症状は様々です。

 

物忘れがひどくなり他人を攻撃してしまったり、外の徘徊してしまうこともあります。

最初は在宅で介護を行うという方は多いと思いますが、介護される本人の状態や介護する側の事情で在宅での介護が難しくなる場合があります。

 

介護に関する公的なサービスは多く存在していますが、自分で調べて足を運ばないと支援を受けられない場合があります。

 

在宅での介護でお互いに疲弊してしまう前に、受けられる介護支援サービスを積極的に利用してみると介護に対する負担も軽減されるのではないでしょうか。

介護保険サービスを受けるまでの流れはこちらの内容を参考にして下さい。