義母の介護と孫の子育てをする事になってしまったケース

▼ 認知症の義母の介護と孫の子育てをする事になってしまったケース

今回は要介護5の認知症の義母の介護と、孫の子育てをすることになってしまった方をクローズアップしてご紹介します。

▼ 5年前に畑仕事義母が転倒して以来畑仕事をやめたことから始まる

A子さんはご主人と義母の3人暮らしをしていました。義父は既に他界、娘2人は成人し家を出て、ご主人も仕事を引退し、のんびり暮らしている所でした。

A子さんの楽しみは義母とご主人3人で農作業をする事。お米を始め、果物や野菜などの成長を楽しみにしていました。

 

そしてある日、義母が畑仕事中に転倒、骨折には至りませんでしたが80歳を超えていましたので、畑仕事はA子さんとご主人が行うようになったそうです。

▼ 従兄弟が年始に集まった時に感じた異変

おばあちゃん子だったご主人の兄弟は毎年年始に顔を出すそうで、みんなで箱根駅伝をみながらお話しをするのが恒例でした。

 

A子さんが義母に「今どこの大学が1位なの?」と質問したところ、返事がなかなか返ってこず、親族みんな少し心配をしていたと言います。

 

「この歳になればボケの1つや2つあるよね」と笑い飛ばすようにし、全員その場では不安は解消されていました。

▼ 翌年の新年の挨拶時には、ショートステイを検討

翌年新年の挨拶で集まった際、A子さんは親族に意を決して相談します。

「おばあちゃんが認知症になってしまった。自分が誰だか、ここが自分の家なのかもわかっていない状態。もしかしたら、もう自分が誰だかわからない状態かもしれない…」

 

A子さんの面倒見の良さで義母が徘徊してしまっても、自分の排泄物が不快で介護用オムツを押入れに隠してしまうことも全てフォローしてきました。

ですが認知症はどんどん進行し、A子さんはついに仕事を辞めないと義母から目が離せなくなってしまったと言います。

 

「1年間頑張ったのだけど、このままだとこの家が持たなくて、ごめんなさい」

 

この言葉を聞いて全員が「自分は何かできなかったのか」「まかせっきりになってしまい申し訳なかった」と思いました。

▼ 突然の娘の死

ショートステイを利用しながら楽しみである野菜作りを続けていたのですが、3年後、長女が心不全で亡くなったという突然の連絡があったそうです。

健康体そのもので、同じ市内に住んでいたのでいつでも会える距離だからこそしばらく会っていなかったようでした。

 

突然の死でショックが大きいのですが、長女はシングルマザーで中学生の息子が1人いました。

4年の間に、介護と育児を背負う事になってしまったのです。

▼ 予想外の事に備え、今できる事をする必要性

今回ご紹介したケースは稀かもしれません。ただ、これは実際に体験した方のお話しを伺いました。

ご家族やご本人どちらが望むにせよ、高齢社会で平均寿命が延びている今、お年寄りが寝たきりになってしまい、自分でしたいことができる希望を捨てないようサポートしてあげる事が重要です。

 

『実動作訓練』型デイサービス

ブリッジライフ中延では『実動作訓練』型デイサービスを行っております。

 

「お預かり型・機能訓練型・1日型入浴デイサービス」とは一線を画し、入浴やトイレの訓練をはじめ、料理や買い物・遠出・認知症予防プログラムなど、生活動作訓練、個別訓練、社会参加訓練を行い、自立した日常生活の実現を目指す、1日型施設です。

 

今回ご紹介したのはご家族の方の目線でした。

「楽をしたいから」というイメージがついてしまいがちですが、介護は第三者だからこそできる事があります。

介護サービスを受けるご本人とご家族様のちょうど良い関係を築ける事で、家族全員に心の余裕が生まれ、家族が笑顔で過ごしていけると考えています。

 

まずはおひとりで抱え込まず、当社にご相談いただく事から始めてみませんか?